2000.4.8(Sat) <春の海岸・ろまんちっく?>
電車賃 550円
探検?したもの 江ノ島・岩屋の洞窟 500円
食べた物 お昼御飯 600円
焼きトウモロコシ 100円
おまんじゅう&お団子 おごりなの?
晩ご飯 ラーメン「こぐま」 500円
合計 2250円
今、あたしのたおやかな右手(笑)には、ばんそうこうが1枚。
とあるHPの掲示板にカキコしてあった。
「春の海はロマンチック」だと。
真に受けやすい性格のあたしが、それに感化されないわけはなく(笑)。
だーりん、江ノ島に行くのよ!
江ノ島。
別に東京湾でも九十九里浜でもいいんだけど、それだとだーりんの帰りがとても辛いのです。
そう、だーりんの家は、江ノ島まで車で20分というぐらいの距離なのだ。
うーん、ろまんちっくに恵まれてるなあ。
いい彼氏を持ったぞ。
”自称”「湘南ボーイ」を引き連れ、何回目かの江ノ島訪問の旅へ、ごー!
でも、車じゃなくて電車で行くんだい(笑)。
だーりんと付き合ってから、何度か行ってる江ノ島。
行く前は「湘南の海は一度行ってみたいなぁ(きらりん)」という憧れがあったけど…、実際行ってみると、「ああう、こんな汚い所じゃ泳ごうとは思いませんのね」という所。
湘南=碧い海、という認識はおおいなる間違い。
でも、江ノ島はいいところだぞ。
で、いまだに「江ノ島と湘南の区別」が分かりませーん(爆)。
教えてだーりん。
江ノ島に行く時のお昼御飯は、藤沢で買うベッカーズ、と決まっている。
今回も、だーりんが買ってきてくれました。
改札の中で待つこと、しばし。
(遅くないかい?途中で、転んじゃったかな)
お前とは違う、という突っ込みが飛んできそうな思いで待っていると、だーりん帰還。
「悪い、卵入ってないの、どれか聞いてたら遅くなっちまった」
え?あらあらまあ。
感動ですわー、うるうる。
こういう小さな心遣い…「マヨネーズぐらい食え!」と言い放つ彼氏じゃなくて、幸せ。
仲良しで江ノ島に到着。
「春の海岸でろまんちっくにお食事」を実践すべく、ぽんぽん船の見える石段に座り込む。
潮風が気持ちいいねえ。
ニコニコしながら、買ったばかりのベッカーズをとりだす。
美味しいのよーこれが。
「ボロネーゼ」なんだけどねえ、肉が肉の味なの。
2人でじっくり味わってるところへ、「うわあ」という叫びが…。
なになに?ぐるんと振り向く。
どうやらあそこの3人組、お弁当をとんびにさらわれてしまったようです。
「災難だねえ」そう言って、珍しくだーりんがぼーっとした次の瞬間。
ばさばさばさっ!
耳元で大きな羽音がしたと思ったら、飛び去るとんび、だーりんの手元に残った、空っぽの紙袋…。
なんとまあ、一瞬にして半分残ってたハンバーガー(美味しい)を持っていかれちゃったのです!
上空を見ると、とんび&カラスの群れ…。
「…うわああ」
慌てて、あたしは自分のハンバーガー(美味しい)を懐に隠し持つ。
もぐもぐしては隠し、の繰り返し。
頭上で旋回するとんび。
自分が狙われているのが、よーく分かる恐ろしい状況なのだ。
あと2口3口で無事、食べ終わるという時。
ほんの一瞬、気を許したその時、左後方に殺気を感じた。
(とられる!)
必死にハンバーガー(しつこいが美味しい)を庇った瞬間、右手に走る痛み、ほとばしる鮮血…。
というのは大袈裟で嘘バレバレだな(爆)。
鮮血はほとばしりこそしなかったけれど、鉤爪に引っかかれて浅くえぐられたの1か所、ミミズばれ一本。
そして、手には砂まみれのハンバーガーが…(笑)。
いや、笑いごとじゃないって!
「…ヒッチコックの『鳥』、あれの怖さが分かった気がするな」とだーりん。
「…(こくこく)」必死で頷くあたし。
おおお、心臓ばくばく言ってるもん。
びっくりしたー。
砂まみれのハンバーガーは、1m離れた所にそうっと置いてみる。
5秒もたたずにやって来るとんび、後に残った肉片をついばむカラス…。
そして、飛び散ったトマトソースをはぐはぐするハト(かわいいぃ)。
なんか、のっけからスプラッタじみちゃった…、「ろまんちっく」なはずなのにぃ。
ここでこのまま食べ続けると危険だよ、という訳で、江ノ島本島に移動。
島へは橋を渡るんだけど、お昼の残り(いもですな)をはぐはぐしながら行きました。
渡りながら後ろを振り返ると、鳥の群れがさっきの場所あたりで旋回してるのよう。
それを見ながら、「すごかったねえぇ」と、今度は感動してました。
とても素早いの。
「あっ」と思ったら、もう遠くに飛んで行っちゃってるんだもん。
さあ、気を取り直して。
「今日は、こっちから行ってみよう」と連れて行ってくれたのは、海沿いの坂道。
道路脇に標識がたっている。
『下道』
ゆみな:恥ずかし気もなく、「げどう?」
だーりん:大きな溜息と共に、「しものみち」
「絶対そう読むと思った」と頭を抱えるだーりん。
読めないよう!『しものみち』なんてさぁ!
…これに限らず、本当に色々な事をこの人は知っていて、いつもいつも勉強させてもらっている。
「地元の事ぐらい、知ってて当然だろ?」
すいませんね、吉祥寺の由来なんかあたしゃ知りません(TT
そう、この人は生ける大辞典、小学校の社会の課外学習・今でいう生活科かな?をみずから実践する、実はとんでもない男なんじゃないか、という臭いがくんくんするぞ。
要するに、物知りさんな訳です。
でも、人の事ばかだのなんだの、さんざん罵倒し倒すのは勘弁(TT
しばらく「下道(notげどう)」を歩くと、ぱあっと海側の景色が開ける。
「ここからの眺め、きれいだと思わん?」
「本当だ、すごいねー!」休憩も兼ねて、しばしその大パノラマに見入る。
定規で引いたような水平線、遥か前方に広がる、藤沢の町。
「だーりんのお家、どこら辺?」
「あの白い煙突の向こう側あたり」
うーん、ここからじゃ見えません。
「岩屋の洞窟、行ってみるか?」
岩屋の洞窟は、なんでしたっけね、龍神様が祀ってありましたっけ?あら?
だーりんが小さい頃行ったときには「つまんない」と感じたらしい。
「でも改装したみたいだし、入ってみるか」
中は思ったより広く、小綺麗。
パネル写真も貼ってあって、今あたしがどの位覚えているか疑問だけども(笑)、半分ぐらい読んできました。
二つに通路が分かれていて、順路通りにいくと最後に龍神様に会えるみたい。
ここは大人しく、順序よく辿ることに。
奥に進むとややひんやりとしていて、風がふあっと…。
色々な石仏が置いてあって、奥に行くほど通路は狭く岩肌はごつごつとしてくるのです。
荘厳、しか思い浮かばない辺り、ボキャブラリーの貧困さを思い知らされて(TT
「おお、あれが龍神様だー」
近寄ると、なんだかハリボテなのがありあり(笑)。
と、その時、雷鳴と共に照明がびかびかびか!
思わずびくっとして、だーりんに笑われちゃいました。
これは、アトラクションなんだそうです(立て看にそう書いてあるの)。
2回、ががーん・びかびかびか!ってあったんだけど、2回ともびくっ!って(笑)。
暗い暗い岩屋の洞窟を抜けて、いよいよやっと、本日のメインイベント!(大袈裟)
「春の海辺でRAN RAN RAN」
いや、黄色い5人組のパクリなんだけどね、うん。
岩屋の洞窟でてすぐ下は、岩棚と言うんでしょうか、海辺なのですよ。
行ったときはちょうど、干潮から満潮への時期でね。
段々と大きくなる波を見ながら、2人であちこちの潮だまりを覗いたり、座り込んでぼーっとしたり。
「さっきまで覗いてた潮だまりが、もう波に浸かっちゃってるよう!」って大騒ぎ。
きゃあきゃあ大笑いしてたら、バランス崩して潮だまりに突っ込みそうに(笑)。
ごぼごぼと音を立てて逆巻く波を見てるとね、何だか、日頃のストレスなんか本当に小さい物に思えてくるの。
心のお洗濯。
愛する人と、ものすごく贅沢な時間を過ごしました。
幸せ。
帰り道、下道を下っていると、彼に呼びかける声が…。
振り向いた彼は、「おお久しぶり」と挨拶している。
彼女はだーりんの高校の時の友人で、やまちゃん。
「岩屋の洞窟で受付やってるんだよ。さっき、あれ、そうかな?って思ったけど、声掛けそびれちゃって」
歩きながら、2人はおしゃべり。
あたしはといえば、人見知りモードに^^;。
何とかしないと、いけないよなあ、これ。
「彼女さん、かわいいねーって、他の受付の人と話してたんだよ」
そう聞いて、かなりご機嫌なあたし。
やまちゃん、いい人だ。
ふもと付近で、またねーとお別れ。
日も傾いて寒くなってきたし、晩ご飯食べて帰ろうと、藤沢に戻る。
「何がいい?」
「あのねーうんとねー、牛丼にする」
「…おれさー、昨日の昼、牛丼もどきだったんだけど^^;」
そう言って、彼はラーメン食うか?と聞きました。
きゃああらーめん!
もう、あたしの頭の中には味噌ラーメンしかありません(笑)。
「15年前に行って、美味しかったラーメン屋があるんだよ」
んがあ、15年前って、もうなかったらどうしよう。
ちょっとどきどきしつつ彼にくっついて行くと、「あ、あった」
札幌ラーメン『こぐま』…かわいい名前^^
裏通りにあるんだけど、結構若者なんかが入ってくるの。
小さいお店で、14〜5人入ればいっぱい。
もちろん、味噌ラーメン。
スープがね、美味しいのよー、さっぱりしてて。
こってり味噌も好きだけど、こういうあっさりさっぱり味噌もとても美味しい。
しかも、安い!
1杯500円なんだよ。
メニューにね、『牛乳ラーメン』ちゅうのがあるの。
あまりに魅力的すぎて頼めなかったんだけど、隣に座った会社帰りのお兄さんが頼んでたのよ。
来たそれをそうっと見たら…白い!!!
白いのよう!!!
白いスープの中に、麺がぁ!
ううん、どんな味なんだろう。
後から来たカップルも、「牛乳ラーメン2つ」頼んでたし…。
「今度、あれな」
ええ!?あたしもですか?
まぁ、あれだけ出るって事は、まずくはないんだろうけどね、でもなあ(躊躇)。
でもきっと、次回の江ノ島編は『牛乳ラーメンを食ったよ』になるに違いない(笑)。