2000.5.16(Tue)
人食い鴨![]()
妹・ぷーちゃんは、中2にになった今でも信じている。
『鴨は人を食う』という事を。
井の頭の池には、やたら鴨がいる。
鯉もいるが、鴨もいる。
あれはまだぷーちゃんが小学校低学年の時。
ボートに乗っていたら、「餌くれ」と鴨が寄ってきた。
そこで親切な姉は、教えてやる事にしたのだ。
「いい、ぷーちゃん。
鴨は実はとんでもなく凶暴で、人間を食べるんだよ。
普段はこうやってお間抜けな振りして泳いでるけどね。
ボートから落ちると、鴨に食われるよ、
それと、手を食われたくなければ決してボートから手を出さないように」
ぷーちゃんは近寄ってきた鴨に差し出した手を慌てて引っ込め、
「あっち行け!」と叫んだのだった。
それでは、鴨嫌いになったのかと言えばそうではない。
「隙さえ見せなければ、食われることはない」と、教えてきたからである。
素晴らしい教育。
この間、5月の連休に久しぶりに井の頭に来たぷーちゃん。
公園でキックボードの練習をしている時、いぶかしげに
「おねーちゃん、鴨は本当に人間を食べるの?」
と聞いてきた。
やばい!
このままでは、教育の成果が消えてしまう!!
あたしは即座に
「そりゃ食べるよ。
鴨は人肉が大好きだからね」
と答えた。
「ふぅん、やっぱり食べるんだ」
一応、納得したか?ふう、やれやれ。
「中2にもなって騙されてけけけ」(爆)と思っている姉だが、
実は芸達者な妹で、
騙していると思って騙されているのはあたしの方なのかも…、
と、ちょっぴり恐ろしい今日この頃。