糸をそろえましょう!

編み物をしよう。
本を買った。
後は道具と糸かな。

ここで困っちゃう事、ありませんか?
編み物に必要な物って、なに?
編み針と糸だけで大丈夫なの?

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<糸>ではかぎ針編み&タッチングに適した糸をご紹介。
参考になれば幸いです。
画像はクリックすると別ウィンドウで立ち上がります

糸の撚り
糸の太さ
糸と編み針の関係
糸の素材
糸の種類

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糸の撚り(より)レース糸と普通の糸

手芸店にある糸は「S撚り」と「Z撚り」の2つに分ける事ができます。
このうち、
レース編みに適しているのは「Z撚り」
「S撚り」だと、かぎ針で編んでいるときに糸がよれて、割れて(撚りが戻って)しまったりします。

一般的に毛糸は「S撚り」です。
コットン100%のサマーヤーンでも「S撚り」がほとんど。
レース編み用の糸は「Z撚り」になっています。

「S撚り」でも編み目をゆったりとって編むと、糸割れしにくくなります。
『レース編み用の毛糸』も出て来ていて、これはしっかり「Z撚り」になっています。
難点は、巻きの量が少なく値段が高いこと。

撚りにこだわりすぎて好きな糸で編めないのは辛いと思います。
ゆみなは「撚り=単に編みやすいか否か」だと考えます。
もちろん糸割れすれば作品としての完成度が下がるし、実用品としての強度も若干落ちる、という考え方もあると思いますが、そこは趣味の手作りということで、ね。
撚りは余りこだわらず、好きな糸で思う存分編むのが一番。

S撚りとZ撚り
糸の太さ手慣らしは太目の糸で

レース糸の太さは「〜番」と呼び、表記は『#〜』になります。
「18番」なら「#18」となるわけです。
数字が大きくなると細く細くなっていきます。
#10はたこ糸程度。
#100はクモの糸程度。
実際に使うのは、かぎ針でカーディガンやドイリー(花瓶敷き)なら#18、#20ぐらい、タッチングなら#30〜#100以降の細い糸でしょうか。
もちろん、編む物によって使う糸の太さは様々です。

 
糸と編み針の関係違った糸で編みたい!

本に載っているあみぐるみを編みたい。
ところが手芸屋さんには本に書いてあるAという糸がない。
他の糸で編もうと思うが、Aの太さがわからないのでどうしたらいいのか…。

一番いいのは本を持参し、お店の人に相談する事。
本を見せ希望の素材と色を伝えれば、在庫さえあれば何種類か出してくれるはずです。
自分でどうにかする場合は、まず使用するかぎ針の号数に注目。

・「5号かぎ針」で編むとある
・店内の糸の包みを片っ端から見て「使用かぎ針の号数の目安」の書いてあるものを探す
・「5号かぎ針」と包みにあるものを探したら、その見た目の太さ&包み記載の巻きの量をもとに好みの糸を探す

で、ほぼお気に入りのものが見つかると思います。
ただし毛糸には『棒針の号数』はあっても『かぎ針の号数』はない事が多いです。

包みに記載されている号数は、プラスマイナス1〜2号程度の調整が可能です。
編み針(あるいは糸)の太さを変えて、サイズ調整する事も出来ます
(「5号かぎ針」と記載されていれば、3〜7号ぐらいまで使ってもだいじょぶです)

慣れれば、糸を見ただけで大体の使用針の太さがわかってくるので、とにかく糸を見慣れて下さいね。

 
糸の素材何でも編めるよ

素材に関してはコットン100%のレース糸はもちろん、絹糸、手縫い糸、ミシン糸、毛糸といった手芸糸のほか、柔らかく丈夫なビニール紐、裂き布、紙ひも、細いワイヤーといったものまで、とにかく何でも編めます
ひも状になるもので、ある程度の長さと編めるだけのしなやかさがありさえすれば、後は創意工夫次第で作品が出来上がり。
この間、『純銀線(極細)にビーズを通し、かぎ針で編んだネックレス』を見ました。
ただ、タッチングレースの場合は細い滑らかな糸(#20〜のレース糸ぐらい)じゃないとシャトルに収まりませんので注意。
完成品を、バッグなど実用品として使用しようと思っている場合は、それなりに強度のある素材を選んで下さいね。

 
糸の種類いろんなメーカーがあるよ!

いろんなメーカーの物、ノーブランドっぽい物、高いの安いの様々なレース糸ですが、ゆみなの使ったものをご紹介します。
毛糸は幅が広すぎなので、レース糸のみ。
他にも情報があったら教えてくださいな。

※各社サイトは“CozyLink”をご参照下さい

・オリムパス製糸
 
エミーグランデ(#18ぐらい)
 #40レース糸(普通の&金票:金票の方がお値段高し)

・ダルマ
 スーピマクロシェ(#18ぐらい)
 ダルマレース糸#40

・コロン製糸
 ハイスター#20、#40

・ハマナカ
 シークイン・レース糸(#20ぐらい)

 

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